バタバタ茶を作りました。

バタバタ茶を作りました。

東京 有楽町駅の近く、交通会館の地下に

いきいき富山館があります。

ここに、富山県の朝日町というところで作られる、

「ばたばた茶」が売っています。

よく知られるところのプーアール茶と似た作り方をした黒茶です。

日本ではとても珍しい作り方です。

これはそのまま煮出して飲んでもおいしいですが、

この朝日町の飲み方を真似してみました。

お茶は1時間ほどよーく煮だします。

すると、白く濁ったお茶になりました。

これを陶器のお茶碗にいれ、茶筅の先に塩をすこしつけ

おうすをつくるように点てます。

2分ほどで、表面が白い泡で覆われました。

これを、漬物などと一緒に飲むそうです。

塩気のある味なので、漬物やご飯にあいそうです。

そして、煮出したままのお茶よりも、まろやかな味でした。

このような「振り茶」は日本各地に残っています。

お米や豆類を入れて、簡単なご飯のかわりのように

飲んだという歴史もあるそうです。

お茶が嗜好品ではなくて、食事の一部だったことが

とてもよく感じられるお茶でした。

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