マサラチャイと擂茶
ティーコンシェルジュ2級講座
今日は、世界のお茶の飲み方です。
お茶とひとことでいっても、緑茶、烏龍茶、紅茶などさまざまなのに加え、
甘くする、ミルクを入れる、バターを入れる、食べる・・・
いろいろな飲み方があります。
その国の生活に合った、伝統的な飲み方。
私たちは急須で淹れる緑茶か、煮出す番茶や健康茶が一般的ですが、
アメリカの人からみたら、急須はおもしろいものだったでしょうね。
今日は、インドのチャイにスパイスをいれたマサラチャイと、
もうわずかにのこっているだけの、昔の飲み方「擂茶」を作ってみました。
マサラチャイは、ご当地インドでは高級だそうです。
スパイスもせいぜいショウガ入りぐらいだそうで。
今日は、贅沢に、カルダモン、クローブ、黒胡椒、コリアンダー、ナツメグ、シナモン・・・
生徒さんが相談して分量を決めました。
結果・・・とてもおいしそうな琥珀(?)色に、ふんわりと香るスパイス、
飲むと、「おいしーい!」の歓声が湧きました。
このスパイスの分量や種類が変わることでいろいろなチャイが作れるのですね。
なんて楽しいお茶なのでしょう。
もう一種類、「擂茶」
このブログでもすでに紹介していますが(ここ)、
今日の分量は生徒さんが決めました。
まずは、「擂る」
ゴマや松の実、黒豆、ゆずをすると油分でねっとりとしてきました。
そこへ、韃靼そばの粉と、粉末のお茶、烏龍茶を注いで、、、、
みんな微妙な顔つき。(おいしいのかな・・・・)
味見をしてみるとやっぱい微妙・・・
おいしいー!というものではないのです。
手軽な食事のためにできた生活必需食品なのです。
ご飯を入れて食べてもおいしいね。の声も聞こえてきました。
そして、最後に八宝茶をひとり一杯ずつ。
お茶とハーブを好きなようにブレンドです。
みんな始めてなのに、手際よく5~6種類をブレンドしてます。
(怖いもの知らずか・・・!?)
とみなさんんを疑ってスミマセンでした。
全員、とてもおいしいお茶が出来上がり、ちょっとがっかり!!!?
おかしな味があったら面白かったのですが(^▽^;)
シングルの味をしっかりと覚えていてくださったのですね。
さすが、2級ともなるとレベルが違います!
お茶そのものの味を楽しむという飲み方ばかりでなく、
自分流というものを体験できた講座でした。
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