ローズヒップの栄養成分、効能、効果についてご案内

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ハーブティー「ローズヒップ」の栄養成分・効能・効果

51.ローズヒップ

ローズヒップはバラの花が咲いたあとにできる偽果のハーブティーです。バラといっても観賞用のバラを含めると世界には2万品種もありますがそのうち、口にいれてもいいバラはたったの3種類です。そしてローズヒップは観賞用のバラなどと違い、4cm~6cm程度の大きさの花で5弁の花びらからできています。品種は「ドックローズ」という栽培品種です。樹高は常緑低木で1~5mです。ローズヒップは高濃度のビタミンCを含み、また鉄分やカルシウムなどのミネラルも豊富です。さらにベータカロテンなども多くヨーロッパでは古くから野菜の代わりとして食べられていたり、ローズヒップを砂糖漬けにしていつも食べていました。強壮剤、風邪、インフルエンザ、壊血病、下痢や乳児の栄養剤としても利用されています。ローズヒップはトマトと同じリコピンやポリフェノールの一種「ローズヒップティリロサイド」という機能性成分も含まれていることからローズヒップティーとしてだけではなく、さまざまな飲料原料にも使われております。またペクチンも豊富なのでお肉を焼く時のソースとしてもおすすめのハーブティーです。

別名:ドックローズヒップ
原産地:ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアに自生
植物分類:バラ科
栄養成分・効能・効果:疲労回復、肌荒れ、便秘、利尿作用、メラニン色素抑制、ニキビ改善、不妊、肥満改善、滋養強壮

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