ハーブティー「ハイビスカス」の栄養成分・効能・効果
23.ハイビスカス(Hibiscus)
別名:ローゼル(ロゼル)
原産地:エジプト、熱帯地方で広く栽培
植物分類:アオイ科
使用部位:ガク
ハイビスカスティーになるガクの部分は果実が熟すと肥厚して肉厚になり、紅色となります。そして酸性の汁で満たされます。クエン酸やリンゴ酸、ハイビスカス酸が豊富で、昔からゼリー、ジャム、シロップ、清涼飲料、塩漬けなどやカレー、チャツネ、ソースにも使われてきたハーブティーです。ハイビスカスには、観賞用と繊維の着色に利用するために改良された品種と食用としてハーブティーなどに利用されているものとあるため、ハイビスカスティーを購入するときは食用品種かどうか確認する必要があります。抽出したときのきれいなルビー色の水色(すいしょく)はアントシアニンなどポリフェノールの色素です。アントシアニンは古くから眼精疲労にいいことで知られている機能性成分です。
栄養成分・効能・効果:肉体疲労回復、むくみ改善、肌荒れ改善、貧血改善、肌荒れ改善、夏ばて改善、喫煙によるのどの不快感の改善、鼻づまり改善、二日酔い改善
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