ハーブティー「バタフライピー」の栄養成分・効能・効果
24.バタフライピー(Butterfry pea)
珍しい天然の青色の水色(すいしょく)のハーブティーです。同じ青いハーブティーの「マローブルー」と比較しても酸素にふれたり、温度などによって変化が少ないポリフェノール(アントシアニン)が含まれているため抽出方法が素人でも青色の水色を出すことができます。
また色の変化が少なくきれいな青色の水色が長続きします。レモンや酸の含んだものをバタフライピーに加えると濃い青色からきれいな紫がかったピンク色に水色が変化するのが特徴です。
アロマ(香り)は別名の「チョウマメ」のようにマメ科らしい、新鮮な枝豆や豆のようなやわらかい青々しい香りで、風味(フレーバー)はほんのり甘い味わいがあり、特に癖がなく、飲みやすい味です。バタフライピーの名の由来は「ちょうちょう」のように見えるためにバタフライピーといわれています。綺麗な青色の水色のもとは、抗酸化作用の高いアントシアニンのテルナチンという成分で、名古屋大学と慶應義塾大学の共同マウス実験では、脂肪蓄積と体重増加を抑えた結果が得られています。
またバタフライピーはインド伝統医学アーユルヴェーダで古くから使われるハーブで、知能が向上すると言われています。他にも解熱、抗炎症、抗菌、鎮痛など体を守る作用や抗うつ、抗ストレスなど気持ちを和らげる作用があると文献で紹介されています。その他、日焼けしたお肌のケアにも効果が有るとされていて、美白のハーブとも言わています。バタフライピーはインドの伝統医学にて重用されるハーブで、エステオイル・化粧水・石鹸・シャンプーの原料としても使用されます。
ハーブティーとして摂取するとアントシアニンの効果で視力回復・毛細血管への血流の促進等があり、お肌にハリが出ると共に、くすみ防止、シミそばかす対策に効果が有るとされています。
さらに毛細血管が多い脳への血流も促進されるので、うっかり予防、ちょいボケ防止効果も論文で発表されています。また髪の毛が太く生える、などの研究結果も有るとされています。
別名:チョウマメ
原産地:インド、東南アジア原産(日本には江戸時代に渡来)
植物分類:マメ科
使用部位:花
栄養成分・効能・効果:バタフライピーの花のハーブは、ハーブティーのほか、ご飯や餅に色をつけるために用いられます。花はハーブティーとして飲めますが、根は有毒なので注意が必要です。眼精疲労の回復、肌荒れの改善、美白、血行促進による毛髪の改善
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