ハーブティー「ヒース」(ヘザー、エリカ)の栄養成分、効能、効果のご紹介

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ハーブティー「ヒース」(エリカ)の栄養成分・効能・効果

25.ヒース(Heath)

ヒースは別名、ヘザー、和名を「エリカ」ともいわれるハーブティーで、ツツジ科の小さなピンク色の花の部分を使うハーブティーです。
7月~10月ごろに花を咲かせるのですがとても小さく、ハーブティー用に乾燥すると5㎜以下のサイズになるため、選別なども大変手間がかかり高級ハーブティーの一つでもあります。
ヒースはヨーロッパでは飼料、燃料、染料にも使われ、親しまれてきた樹木で映画のシーンなども使われております。有名な映画、嵐が丘のワンシーンでも主人公の男女がヒースの花が咲き誇る丘で抱き合うシーンなどでは小さなお花が丘いっぱいに広がり、かさかさーと揺れるヒースがとても印象的です。
ヒースのハーブティーは、見た目はかわいいですが、香り(アロマ)はやさしいフローラルの香りでおとなしい香りなのでブレンドにも使いやすいハーブティーです。また風味(フレーバー)はやさしい甘みがありますが苦味などはありません。ヒースは大変私たち人類には役立つ樹木で花はハーブティーや色素の原料の染料に、木部は肥料や燃料に使われてきました。また花のハーブティーには美白成分で知られる「アルブチン」を含みます。アルブチンはメラニン色素の合成に関わる酵素であるチロシナーゼの活性を抑制する効果があるためいろいろな化粧品の原料としてもアルブチンは使われています。そのためシミやそばかすなどを気にされている方やにきび後の改善にもおすすめのハーブティーです。またハーブティーは利尿作用と浄化作用があるため、膀胱炎や尿道炎などの感染症や尿管結石などの予防にも使われています。前立腺肥大などの排尿障害にはシングルティーのヒースはもちろん、殺菌作用や利尿作用のあるダンデライオン、リンデン、タイムなどもブレンドするとさらに相乗効果があります。またヒースはその他、リウマチや痛風、指がまがるヘパーデン結節などをはじめとした関節炎などにもよいハーブティーです。

別名:ヘザー、エリカ
原産地:アフリカ
植物部位:ツツジ科
使用部位:花
栄養成分・効能・効果:抗菌、美白、収斂、リウマチ、痛風、膀胱炎、尿道炎

 

 

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