ハーブティー「ルイボス」(グリーンルイボス含む)の栄養成分・効能・効果
8.ルイボス(ROOIBOS)
ルイボスティーはアフリカーンス語で赤い(=ロイ)灌木(=ボス)という意味です。南アフリカのシーダバーグ山脈一帯の紫外線が強く、朝夕温度差がある地域で育ちます。もともとはケープ地方の先住民が古くから愛用しているハーブティーでルイボスは乾燥した大地でも地中深く3m以上も根を伸ばし、その深い地中の栄養素と大地のミネラルを吸い上げる根を持つことから生命力旺盛で滋養強壮によいハーブティーとして知られています。1772年、スウェーデンの植物学者「カール・ツンベルグ」が初めて記録を残したという文献がみつかっています。入植したオランダ移民も紅茶がない南アフリカで、紅茶の代用として飲まれていたようです。現地ではミルクと砂糖を入れてハーブミルクティーとして飲まれることが多く、日本のようにストレートハーブティーではほとんど飲まれていません。ルイボスの紅い灌木の葉は甘い葉を持っているマメ科の植物で、マメ科の植物特有の根粒菌が働き、鉄分やマンガン、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含み、老化を防止することから不老長寿のハーブティーとしても親しまれています。発酵したルイボスティーは、品質が高いほどトップノートにメンソール香があり、その後、香ばしい香りがあります。また自然な甘みがあり渋みはほとんどありません。茶葉のグレードが低いほど茎などの部分が多くなるため、香りが弱く、甘みもほとんどありません。
別名:ロイボス
原産地:南アフリカ
植物分類:マメ科
使用部位:葉、茎(枝)
栄養成分・効能・効果:強壮、老化防止、貧血改善、下痢止め、抗アレルギー、代謝促進、湿疹改善、小児ぜんそく改善、皮膚感染改善
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